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OpenGL shader機能について

Version 2.1ではOpenGLのshader機能を使用した描画が行えるようになっています.

現時点(Version2.1.0.243)では以下の機能で,shaderが使用されています.

OpenGLのバージョンと使用できるshader機能

CueMol起動時に,ログ画面にOpenGLの情報が表示されますが, GLSLのバージョン番号により以下の機能が使用できたり,できなかったりします.

例えば以下のようにOpenGLが4.2以上のバージョンであればすべての機能が使用できます.

 --- OpenGL Info ---
 Vendor:   ATI Technologies Inc.
 Renderer: AMD Radeon HD 7800 Series
 Version:
   OpenGL 4.2.11554 Compatibility Profile Context
   GLEW 1.7.0
   GLSL 4.20
 -------------------

OpenGLが3あるいは2等の場合は,

  • Geometry shaderが使用できない

あと,ATIやnVidia以外のドライバーの場合

  • Compatibility profileが正常に動作しない

などの問題があるようです.特に後者の場合は,中途半端にshaderが使用されてcuemolが正常に動作しない場合もあるため,以下の手順に従ってshaderを無効化してください.

OpenGL shader機能の無効化

一部のグラフィクスドライバーでは, CueMol側あるいはドライバー側のバグ等(Compatibility profileが正常に動作していない?)の問題で正常動作しない場合があります.

OpenGL shader機能のon/offは,メニュー「Edit」→「Options」で表示されるOptions dialogから行います.

Misc項目中の,Other settingsの中にある,"Use OpenGL Shader"をONにすると, OpenGL shader機能が使用されるようになります.

Version 2.1.0.248では,インストール直後はdefaultでoffになっています.

オプションの変更後は,CueMolの再起動が必要です.

無効化あるいは有効化されていることの確認

起動時のログに,以下のように表示されている場合は,ちゃんと無効化されています.

 OglView> shaders disabled

一方で,有効化されていると以下のようにdefaultのshaderがロードされたというログが表示されます.

 PO> Loading shader: %%CONFDIR%%/data/shaders/default_vert.glsl
 PO> Loading shader OK
 PO> Loading shader: %%CONFDIR%%/data/shaders/default_frag.glsl
 PO> Loading shader OK

Last-modified: Sun, 30 Sep 2012 18:21:11 JST (4415d)