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CueMol2を使用して論文用の図を作ろう

ここでは,例としてチャネルロドプシンの結晶構造(Nature 482, pp. 369-374, 2012)を例として使用し,CueMol2で論文用の図を作成する方法を解説します.

CueMol2を使用して論文の図を作成する場合,各図に対して1つのシーンを作成するというスタンスで行うのが基本です. (場合によっては,1つのシーンからオブジェクトの表示・非表示を変更して複数の図を作成するケースも考えられますが.)

このチュートリアルでは,まずすべてのシーンで共通で使用する色の定義などを含んだ「スタイル」定義を作成し, それから,全体構造のリボン図,シリンダー表示(cartoon)を用いた重ね合せの図,部分を拡大した相互作用の図,など, 通常蛋白質の構造の論文で良く使用される図を順に作成していきます.

CueMol2のバージョンは最新版(CueMol 2.1.0.270)を使用しています. 基本的にWindows7の画面で説明しているため,WinXPやMacOS Xと見た目は異なりますが,基本的な操作は大体同じです.

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Last-modified: Tue, 24 Sep 2013 20:33:50 JST (3856d)